情を発動する

新型コロナ禍の中では、コミュニケーションが十分に取られてきませんでした。会議もZoom等のオンラインになり雑談がなくなり、またAI音声でニュースが読まれ、抑揚のない音声になりました。そのような中だからこそ、人は「絆」や「情」の重さを感じるようになりました。

情が使われる熟語に、

がありますが、まさに今必要とされる言葉でしょう。

この3年半の間に、相対でのコミュニケーションが少なくなり、更に、世相では暗い話が多く、明るい感受性が上手く発揮できない時間でした。

人は、動物と異なって、この「感情」「情愛」「愛情」すべてを持ち合わせています。

情を持ち、発動しましょう。

情があるところに、人は集まり、幸せがあると信じています。

 

2023年10月10日

関東大震災 100年!

1923年9月1日に東京・神奈川を襲った関東大震災から100年が経過しました。今年は100年という年でもあり、またテレビに映し出される当時の映像がカラー化され、より被害の実態が強く心に残りました。映像の中では、火災当時、笑顔で緊張感のない顔が映し出されておりますが、やはり発生当初は対岸の火事の感覚になっていることが判ります。結果、関東大震災では、発生がお昼時であり、火災により10万人以上が犠牲になっています。

関東大震災を始め、阪神・淡路大震災、東日本大震災がここ近年の大震災ですが、東日本大震災の際にも、発生当初の対応が命を分けることになりました。

ある教授が、「地震の発生は人間の力では防ぐことはできないが、震災は未然に防ぐことは可能」といっていますが、その通りだと思います。

私達は、この防災の日から防災を学ぶと同時に、私達にも関わる衛生の食事故も労災も同様であると思います。常に前準備、前始末を行い、被害の発生・拡大を起こさないようにしましょう。未然に防ぐことは可能です。

 

2023年9月10日

一流と二流

先日、飛行機に乗りました。夏休みの土曜日でもあり、飛行機はかなり混んでいました。私は、空港カウンターで席替えの依頼をしましたところ、行きの飛行機会社では、「少々お待ちください」と言って、パソコンに向かって空席を調べ、「この席ならご用意が出来ますが」と複数の席の案内をしてくれました。

一方、帰りの時にも席の移動を別の航空会社にお願いしましたところ、「本日は混んでおり、空いていません」と瞬時につれない返事が返ってきました。仕方なく搭乗したところ、私の近くの席が、まるまる空いているではないですか。誰か来るのだろうかと思っていましたが、誰も来ませんでした。

私は、変更が出来た、出来ないかを問題にしているのではなく、お客様の要望に対するスタッフの対応姿勢が企業姿勢に反映していると思います。一流、二流の差は、会社規模ではなく、社員が常にまた瞬間的に相手の立場になることが出来るかが、一流と二流の違いと感じました。

私達も、お客様から、良い意味での我が儘や変更を受けます。その際に咄嗟に対応出来るかが一流への道に繋がります。さらに、進化していきたいと思います。

 

2023年8月10日

コミュニケーション

新型コロナウイルスの感染から3年半になります。この3年半という期間は皆同じですが、世代によりましては、影響が大きく変わります。

私は70歳ですのでこの3年半は、時間的には人生の5%でしかないですが、若い方にとっては大きな期間になります。

この3年半の間に、コミュニケーションのとり方が変わりました。なかなか対面でのコミュニケーションが出来ない中で、SNSやZoomによるコミュニケーション形態が主となりました。Zoomは多くのメリットを生み出しました。会議の場所を心配せず、距離の問題や感染対策、会議やミーティングが容易に出来るようになりました。一方、アナログで接することが少なくなり、打ち解けた心からのコミュニケーションが少なくなりました。

コミュニケーションとは、相手の理解や相手に自分を理解してもらうことです。世の中は、異なる価値観の人が集まって生きています。そしてチームを作ります。議論をして、質を高めます。若い方にとって、そのようなコミュニケーション能力を高める機会に、新型コロナがあったことは影響が大きいですが、積極的に声をかけ、コミュニケーションの質を高めてください。

 

2023年7月10日

とちぎ地産地消夢大賞

令和4年度のとちぎ地産地消夢大賞に当社の「やさいくる活動」(食循環システム)が選ばれました。

このシステムは、給食で出た食品残渣をプラント工場に運び、その工場で土壌活性液を作る。その土壌活性液を圃場に投入し、その圃場で堆肥を加えて農作物を作る。その農作物は流通や加工を通じて再度給食に使用され、またその食品残渣がプラント工場に入るという環境循環システムです。このシステムは、CO2削減の環境対策のみならず、そこで生産される野菜は、えぐみの少ない野菜として、野菜嫌いの子どもにも喜ばれるものです。以前は、国の環境白書にも掲載され、今回は県からの表彰という評価になりました。

我社は中小企業ですので、大手企業と戦うには、サービスや商品にオリジナリティが必要となります。当社には、3つのこだわりがあります。「人」「食材」「安全」ですが、その中にもオリジナリティのこだわりがあります。「食材」については、この「やさいくる活動」もその一つになります。

我社の武器は、オリジナリティです。私達は、自社の良さを意外と気が付かないものです。とちぎ地産地消夢大賞は我社の自慢です。有効に活用してください。

 

2023年6月10日

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